BMW X5 M50d トランスファーオイル フロント、リアデフオイル交換

2026/09/01 ブログ

皆さまこんにちは!雨宮です(^^♪

本日は「 BMW X5 M50d」のメンテナンス作業をご紹介します。

SUV(SAV)として優れた走行性能と走破性を誇るBMW X5ですが、その高いパフォーマンスを支えているのが xDrive(4WDシステム) です。

今回は、エンジンのパワーを前後左右のタイヤへスムーズに伝達するための重要油脂類である「フロントデフオイル」「リアデフオイル」「トランスファーオイル」の3点同時交換をご依頼いただきました。

BMWの油脂類は「メーカー推奨ラインでは無交換(ロングライフ)」とされることも多いですが、実際には過酷な負荷がかかっています。

 

  • オイルの劣化と金属粉: 内部のギアや多板クラッチが摩耗し、微細な金属粉が発生します。長期間交換しないと、オイルの潤滑性能が落ちて内部パーツを傷める原因になります。

  • トランスファー(VTG)の不具合予防: X5のxDriveの中核であるトランスファー(VTG)は非常に繊細です。オイルが劣化すると、低速旋回時や加速時に「ギクシャク感(チャタリング)」が発生し、最悪の場合はトランスファー本体の故障(高額修理)に繋がります。

  •  

走行距離 4万〜6万kmごと、または 4〜5年ごと の定期的な交換が愛車を長持ちさせるポイントです。

●トランスファーオイル(VTG)の交換

トランスファー内部のオイルも吸出器で慎重に抜いていきます。

抜いたオイルはかなり汚れていました💦

トランスファーオイルはデフオイルよりもさらにシビアな性能が求められるため、規定量を正確に注入します。

今回使用したトランスファーオイルは「Febi Bilstein 170367」です。

アウディ、BMW、ランドローバー、メルセデス・ベンツ、ポルシェ、フォルクスワーゲン(VW)などの四輪駆動車のトランスファーケースに適合する合成トランスファーケースオイル(TF-1)です。

●フロント、リアデフオイルの排出・注入

フロント、リアデフのドレンボルト(またはフィラーボルト)から旧油を吸出・排出します。 排出されたオイルは黒く濁り、金属粉が混ざっているのが確認できました。

抜き終わったら規定のギアオイルを規定量注入し、ボルトを適正トルクで締め付けます。

 

作業完了後、診断テスターでエラーコード(DTC)が入っていないかチェックし、実際に試走を行います。

低速でのステアリング切り返し時のスムーズさや、加速時のダイレクト感が向上し、非常に静かで力強い走りが戻ってきました!

BMW X5をはじめ、xDriveモデルにお乗りの方で「最近低速で曲がる時に違和感がある」「一度もデフやトランスファーのオイルを換えたことがない」という方は「エムライン」までお気軽にご相談ください!